ジョージ・マーティン



友人がCDを貸してくれた。
ジョージ・マーティン、ゴールディ・ホーン、ショーン・コネリー…程度の情報。

ジョージ・マーティンといえば第五のビートルズと言われた彼らのプロデューサー。
ビートルズのカバー数はまったくもって不明。
中でも「YESTERDAY」「IN MY LIFE」は数えてもムダなほど。

その「IN MY LIFE」がこのアルバム・タイトルになっているのが意味深。

ドアタマは「Come Together」。ロビン・ウィリアムスとボビー・マクファーリン。
俳優としての表現力の高いウイリアムスとグラミーを獲ったことのあるマクファーリン。
この二人の表現力を最大限に楽器させるマーティンの演出力は高い。


2曲目は「,A Hard Day's Night」。
一日中働いてしんどい日だったっていう曲。
おっとりしたテンポで鼻にかかったゴールディ・ホーンが語りかけるように歌う。
唱法はまるでシャンソン。
この人いくつだ?と思ってしまうほどキュートに表現している。

A Day In The Life」。
クラプトン、ページとともに三大ギタリストと言われたジェフ・ベックのインストもの。
この曲、ジャズ・ギタリストのウエス・モンゴメリーがピッキングしない奏法で演じている。
その先入観が大きいいので、あまり新鮮には聞こえなかったのが残念。

6曲目の「I Am The Walrus」は実にいい。
はちきれている!
映画人でもコメディアンの印象が強いジム・キャリーが、パワフルに熱唱。
この曲、個人的にはB4(ビートルズ)の中でも上位に入るほど好きな曲。
アルバム、マジカル・ミステリー・ツアーに挿入されているが、
Hellow Goodbye」「Penny Lane」「AllL You Need Is Love」…という錚々たる曲の中にあって、
I Am The Walrus」はLPが擦り切れるまで聞いて買いかえたほど。

そして最後に「In My Life」。
今、映画で公開されている「ノルウェイの森」が入っていた「ラバーソール」に収められていた曲。
B4以外ではロド・スチュワートやベット・ミドラーでの記憶が強い。
ここでは、あのショーン・コネリーが詞章を朗読している。
この朗読の間合いがやけに泣かせる。

1998年の制作。そんないいアルバムがあったとは露知らず。

全体を通して、編曲はされていても、原曲の良さを忠実に表現している。
アビーロードにあった「Golden SlumbersからCarry That Weight、そしてThe End」までのメドレイは、フィル・コリンズが忠実に再現している。
言い方を変えればまるでコピーのようでもある。
ドラムのリズムの刻み方やフィルインまでほとんど原曲通り。

それがB4やマーティンへの最大限の敬意などと思う。

とてもいいアルバムでした。
友人に感謝。

01,Come Together / Robin Williams & Bobby McFerrin02,A Hard Day's Night / Goldie Hawn03,A Day In The Life / Jeff Beck04,Here There & Everywhere / Celine Dion05,Because / Vanessa Mae06,I Am The Walrus / Jim Carrey07,Here Comes The Sun / John Williams08,Blackbird / Bonnie Pink09,Being For The Benefit Of Mr. Kite / Billy Connolly10,The Pepperland Suite / George Martin"Pepperland","March of the Meanies","Sea of Monsters","pepperland"reprise11,Golden Slumbers,Carry That Weight,The End / Phil Collins12,Friends And Lovers / George Martin13,In My Life / Sean Connery


ライク・ア・ローリング・ストーン

 




このところ某FMでは、来年3月に来日するせいか、ボブ・ディランがよくかかる。
ライブの小屋はゼップ東京。
こういう小さめの小屋でのライブは初めてかもしれない。 

音楽は年齢に関係ないが、ディランの話題に入れる人はそう多くはない。
現代の若い人たちにとってもディランは遠い存在。
そういうボクはというと、やはり途中からのリスナー。
1966年に初視聴。曲は「風に吹かれて」。 
ライク・ア・ローリングストーンが世に出て1年後。

初めて聴いてから40年が経過しても飽きもせず、いい曲だ。
時代が変わっても強烈なメッセージは新鮮さなおも増す。

傲慢で上からの目線でしか他人を見ない人間への警告だろう。
いや、ひょっとしたら諦めなのかもしれないな。

-------------------------------
How does it feel
To be on your own
With no direction home
Like a complete unknown
Like a rolling stone?

どう感じる?
周りにいた人間たちや
帰る家がなくなり
転がる石のようになって…
-------------------------------

金、地位、名誉、って言ってるとこうなっちまうから、気をつけろよ!
傲慢で上から目線でしか他人を見ない人間への警告だろう。
いや、ひょっとしたら諦めなのかもしれない。

You Tube
ライク・ア・ローリングストーン  

翻訳


すでに経済大国だったアメリカは泥沼のベトナム戦争にかかわり始めた頃。
3年後の1968年には政治も社会も国際的信用も大きく揺らいでいたアメリカ。

その時代、アメリカにも純粋なフォークソングへの信望者も多くいた。
フォーク・フェスティバルなのに、ディランがエレキギターを抱え登場したら大ブーイング。
サウンドの幅を広げるためには良いことだと思うのは今だからこそ。
当時、熱狂的なファンは非常にカテゴライズされた中にアーティストを閉じ込めておきたかったのと、エレクトリック・ギターが商業的と反映されたのかもしれない。
サイモンとガーファンクルの名曲「サウンド・オブ・サイレンス」もレコーディングされた後、会社が勝手にアコースティックからエレクトリックなサウンドにオーバーダブしてしまい、作者のポール・サイモンが嘆いたことは知られている。音楽の世界でも急激に変化しつつあった。

様々な思いが交錯してしまう、進化をし続ける曲でもある。


サマータイム・ブルース

 




凌ぎやすい今年の夏。それでも夏は何かの期待感を抱かせる。

最近、あまり聞かれなくなった名曲、サマータイム・ブルース。

若い人には馴染みが薄いけど、ストレートアヘッドなロックンロール・ナンバー。

 

自動車事故により22歳の若さで亡くなったエディ・コクラン(Eddie Cochran)に捧ぐ。

 



80年代初めにネオロカビリーとして現れたストレイ・キャッツのサマータイム・ブルース。

Stray Cats - Summertime Blues

 

華々しかったストレイ・キャッツは失速しても、フロントマンであったブライアン・セッツァーが返り咲き、活動を始める。

Brian Setzer - Summertime Blues

 

さて、その本家本元、エディ・コクランの映像は…。

1957年頃だと思います。プレスリーよりカッコええと思いますね、僕は。
Eddie Cochran - Summertime Blues

オマケEddie Cochran - C'mon Everybody



60年代の中頃過ぎよりサイケデリック・サウンドがトレンディのアメリカで出てきた洗濯石鹸みたいな名前のグループ、ブルー・チアー。60年代のへヴィーロック。
Blue Cheer - Summertime Blues




そして、ザ・フー。彼らはライブのラストでドラムは壊すわ、ギターは叩き壊すわ、PTAの父兄会が問題視したグループ。長身のギター、ピート・タウンシェンド、トミーに出演した実力派のボーカル、ロジャー・ダルトリー、ドラムの壊しやで最期はヤクで逝ってしまったドラムスのキース・ムーン、と才能高いメンバーが揃っていた。
The Who- Summertime Blues


エディとフーのサマータイム・ブルースを聴きながら、、、





























自動車の町の音楽

 




モータータウンの町デトロイトは、50年代後半から60年代にかけて、アメリカン・ドリームを地で行くような町として、アメリカ中だけではなく、世界中の人々の憧れの地でもあったわけです。GMが政府の管理下に置かれる企業になるとは誰も予想も出来なかったころのことです。政府管理下となり、多くの雇用者が失意を経験した企業の町。ミュージッシャンのベリー・ゴーディ・ジュニアという人が1959年に作ったレコード会社は、この町デトロイトに本社を置き、モータウン・レコードと名付けられました。この自動車産業繁栄時のデトロイトから発信されたサウンドは、楽しくて軽快でポップな、白人にも受け入れられた黒人音楽として知られるようになりました。後に、R&B(リズム&ブルース)と呼称されるようになり、世界的な視野で音楽ビジネスの最先端をいくようになります。

 

初期には、スモーキー・ロビンソン&ミラクルズ、ダイアナ・ロス&スプリームス、テンプテーションズ、フォー・トップス、ナービン・ゲイ、スティービー・ワンダーなど今でもウキウキするようなメンバーが名を連ね、後年、あのジャクソン・ファミリー、プリンス、ボーイズ競瓮鵑覆匹加わりビッグカンパニーへと成長していきます。音楽産業の企業的な観点からみても経営の勉強に役立つほど面白さも十分ですが、当時の主流であった白人ポップスやジャズとは違い、このモータウンの主流は軽快なリズム感にメロディアスな曲がつけられ、公民権運動が盛んな時代、黒人と一部の白人は官憲に対して対峙していた時代感の中にあって、不思議な空間を作る音楽なんだな!という印象が多々ありました。80年代にその映像を振り返って見ると、あまりの浅はかさにため息も出てしまいますが、それは時代格差の現れで、80年代と現代のそれとの格差はそう大きくはないのですが、80年代と60年代の格差は文化や洗練さ、技術力の差が歴然としています。また、50年前の音楽と映像の作りは、今のそれと比較するにはあまりにも無謀で、かえってポップスの原点を見る懐かしさを感じる以上に温かく見守れ尊敬の念さえ覚えます。

 

ただ、我々の世代ではプリンスやボイズ競瓮鵑最後のアーティストという感覚があり、さらにモータウンの本部がロスに移ることで、デトロイトという町が原点というイメージを考えると、文化の不一致性から魅力は半減したように思えます。ましてや、MJもこの世からいなくなり、モータウンの過去はさらにと多くなったように思います。しかし、あらためて音楽と映像を見直しますと、その楽しさは時代を超えて今でも伝わってきます。そこに音楽の永遠性が存在するのでしょう。会社のイメージを払拭できるだけの音楽の庶民性と高い品質。それが、モータウンのサウンドなのかもしれません。

 

Diana Ross & The Supremes

Martha and The Vandellas
Marvin Gaye

MARVIN GAYE&TAMMI TERRELL
THE TEMTATIONS

Stevie Wonder

The Four Tops




 

 


calendar
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< October 2017 >>
selected entries
categories
archives
recent comment
recommend
links
profile
search this site.
others
mobile
qrcode
powered
無料ブログ作成サービス JUGEM