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見慣れていく風景





夏から秋へ、そして冬。

風景が変わるたびに、自分の事象への捉え方に変化が生じる。

 

何かが起これば、原因を決めつけていることもある。

必ず原因があり、結果がある。因果である。

視点を変えてみると違った答えが見えることなど多々ある。

 

事業悪化、風評被害や販売不調からくる事業再生成就の可能性。
いくつもあるクエスッションマークを一つずつ消去していく。
なんとなくだが、この頃はその数が減ってきたように思える。

放射能汚染をまとめに被る地域での仕事に、

特別な思いもなくただ粛々と仕事をするだけ。
ここへ通うようになりまるまる5ケ月。
扇風機しかない社宅の生活はおそろしく非現実的に感じたのも懐かしい。
冬に入り、布団を掛け天井に向かって吐く息が白いのも普通になった。

 

福島、東京、大阪、各間の移動には慣れた。
頑なに自己の方法に執着していた若いころに比べ、

優柔不断と思われても仕方ないくらい柔軟性を持ち事象に対処する自分がいる。

“芯”を交代させなければ、それでいい。

慣れていく心・体がそこにある。

 

頑固さも必要なときがある。

視点を少し変えるだけで、もっと素晴らしアイデアに辿り着くことだってある。

往往にして考えを頑なに変えない人を見て、大変だろうなと思う。

 

頑なな心は、変えるのではなく、少しだけ溶かせばいい。

ロジカルな捉え方も必要だが、人間感情を主とした信頼感が溶解には有効だ。

 

見慣れている線路。

緑の広がる夏の風景。緑から茶色の世界へ。

そして、白い雪。

空だけは必ず存在する。

 

暑さも寒さも時間とともに馴染む。

頑な心は季節への順応性を鈍らせるのは、この地へきて感じた事実。

めぐる季節の中に、変化の現実と存在をかみしめる。

 

仕事も同じこと。

頑なな性格、柔軟な性格の違いは紙一重。

すべてのものを受け入れるのは限界があるけど、

可能な限りの事象を受け入れるだけ心の広さは持ちたい。

 

見慣れた風景の中に、

事象を受け入れる寛容さと柔軟性の必要性を姿に映し出すヒントがあった。

 

 

 







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