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信頼と信用

 
 

 

信頼関係を経営者、従業員との間で、またお客様と築くことが我々の仕事の第一歩です。

売れる商品だけを考えるだけでなく売る側の姿勢や思想感を伝え、理解して頂く。

その関係性は簡単に築けるものではなく、また築いたとしても何かの事象によって壊れることもあります。

「信頼」には対象とする人間に期待する一面があり、期待されることもあるわけ、相手方との関係性があって初めて成り立ちます。だから信頼関係という言葉があるのでしょう。一方の思いだけではなく、双方向での思いがあって信頼は存在するといえます。

 

この信頼関係は日常のなか、仕事上で、様々なシーンに存在する。

仕事では、業務を円滑にするための手法でもあり、信頼関係を築くことで「信用」を確かなものにするものでもあるわけです。

 

信頼は、心の中に存在するもので、目に見えないものであります。

ですから激しい思い込みや、自ら信じた思いにズレが生じると、信頼する思いは揺らぎます。

揺らぐことで関係は成立せず、存在そのものがなくなります。

やっかいなものですね。

 

 

「信用」は、実社会では実物信用と貨幣信用に大別されるように、物によって一方通行で判断されるようです。信頼関係とは言いますが信用関係とはいいませんね。

確かなものとして信用できることから信頼が生まれるものである反面、クレジットカードの審査にもあるように、年収や使用頻度、使用金額によって信用が評価されるという、殺伐感を持つような面もあります。

 

信頼と信用、イコールのように感じる方もいらっしゃいますが、

「信用しても信頼はしない」、その反対に「信頼しても信用しない」という言葉を企業内でよく聞きます。

「部下には仕事を任せる。でも、信頼はするけど、信用はしていない」。

そう言い切るある企業の部長さん。

信頼する部下は何人かいる。だから仕事を任せている。でも、その仕事をすべて信用しているかといえば、そうではないことがある。小さなミスもあれば、時に大きなミスもある。ミスを水際で食い止めるには、すべてを信用してはならないからだ、という。

 

「部下には仕事を任せる。でも、信用はするけど、信頼はしていない」。

完璧な仕事を自負する部下がいる某課長は、「知識、専門的経験は自分より秀でている部下が一人はいる。仕事では自分より知識が高く処理能力を備えているのだから仕事は信用している。しかし、その人間と信頼関係があるかといえばそうではない。仕事を出来ることに自慢している人間に信頼する意識は持てない」という。

 

信頼と信用。

どちらも持ち合わせていないと酷い目にあう。

でも、すべての人に信頼と信用を求めるのも、また求められるのも至難のわざ、である。

企業で研修や業務を行なっていると自ら様々なことに気づかされる。

 

さて、皆さんはいかがでありますか。

 

 

 

 

 

 
 
 
 
 
 

コメント
初めてコメントします。
信用と信頼、常々気にしていました。
両者のバランス、難しいですね。
  • hiroaki
  • 2013/03/10 10:35 AM
あるテレビ番組の中でオーストラリアの奥さんが、長距離トラック運転手をしている旦那さんのことを「信頼は出来るけど信用はしていない」と評していました。ほめ言葉だと思いませんか。信頼は根源にかかわることで、信用は日常的なことにかかわることと理解しました。
  • はるかの父
  • 2014/09/16 5:19 AM
信用の上に信頼があると考える自分にとっては、信頼しても信用するなという格言がよく分からないな。
  • ccc
  • 2017/05/10 5:46 PM
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