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文楽総見


文化支援事業部では先日、久しぶりに開催中の文楽公演の総見を開催した。

総見とは大勢で芝居やスポーツを見る事です。

 

うちの場合は、東京文楽会を支援していますから、その会の会員様の大勢で観劇する。

今回は文楽公演、第二部の菅原伝授手習鑑より、二段目の道行、三段目の車曳、茶筅酒、喧嘩、桜丸切腹の段まで。

切(義太夫語りの最高峰の語り手)は竹本住大夫師。人間国宝、御歳86歳。

年齢を感じさせずに1時間半、最後まで語られました。

 

物語を語る太夫に、伴奏をつける三味線。

正面の舞台で語りに合わせて演技する人形遣い、この三者がいてはじめて成立する総合芸術。

人形は文楽に入るきっかけともなる要素がたくさんある。

しかし、物語を語る太夫がいなければ、人形は何もできない。

物語を語るだけの素浄瑠璃というカテゴリーもあるが、人形の所作が加わればさらに楽しい。

文楽が総合芸術といわれる所以である。

 

菅原伝授手習鑑は全五段の長い物語。

登場人物が多く、複雑に絡む人間模様が複雑で、初めての人にはとっつきにくい。

そこで、レクチャーが必要になる。そして、レクチャーを終え、そして舞台見学。

人形の第一人者でもある桐竹勘十郎さんに人形解説をして頂き、理解度をさらに深めて頂く。

舞台を見学する利点も同じ。

 

桜丸切腹の段は中でも突出。

住大夫師の語りに吉田簔助師の桜丸。

すすり泣きも少なくない。

初心者で号泣されていた方もいて、こういう方はドラマツルギーに入りやすいのかな。

好感がもてますね。

 

終演後、次の出番までの時間を頂いて、勘十郎師に本公演では初めての白太夫について質疑応答の時間を特別に設けて頂く。

 

 

文化支援事業なので、弊社としてはボランティア。

こういった活動が文楽好きの方々を増やす普及となり、顧客へと繋がる。

ビジネスを考えるのはずっと後でいい。

 

こうして無事に総見も終了。

お疲れさまでした。


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